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こんにちは。ベーシスト淳です。

今回は「総集編」として、これまでご紹介してきたスラップベース名人達のフレーズから厳選して「スラップやるならこの曲を聞いておこう・このフレーズは練習しよう」という代表的なものをご紹介していきます。

 

■ 「Pow」 – ラリー・グラハム
スラップ(チョッパー奏法)の創始者(?)
スラップベース界のゴッドファーザーが弾く、お宝鉄板フレーズ

「スラップベース練習者の登竜門」と言われているほど有名な曲。
これひとつを繰り返し弾いて、「手グセ」として身につけるだけでも多くの技術を学ぶことができるでしょう。

■ 「Stomp!」 – ルイス・ジョンソン(The Brothers Johnson)
〜豪腕スラッパーが圧倒的なかっこいいスラップ・ソロを炸裂。

2:21あたりからのスラップベース・ソロは圧巻のパフォーマンス。マイケル・ジャクソンの曲を書いたりと、名曲職人でもあるベーシスト、ルイス・ジョンソンの剛腕スラップ。

■ 「Can’t Stop」 – Flea(Red Hot Chili Peppers)
〜野生・肉体派スラッパーの先駆者・フリーが奏でるインパクトあるスラップ・リフ

1:25から始まるスラップ奏法のリフは、曲を通してテーマとなるフレーズ。何度も繰り返し聴いても飽きがこないこの曲は、シンプルかつキャッチーです。

■ 「Run For Cover」 – マーカス・ミラー
〜世界のJazzスラップ・ベーシストのライブ定番曲

ライブで盛り上がる鉄板の名フレーズ。スタイリッシュなスラップ奏法を存分に楽しめます。
ちょっと上のレベルを目指したいスラップ練習者が目指す目標曲としてよく設定されます。

■ 「Domino Line」- 櫻井哲夫(カシオペア) 
“技”の総合商社、日本を代表するスラッパー。
大御所フュージョンバンド「カシオペア」在籍時のプレイ

2:40からベース・ソロ演奏では豪快に腕を振りかぶってのパワフルなスラップ・ソロも見ることができます。

■ 「Mr. Pink」 – マーク・キング(Level 42)
超高速スラッパーによる鉄板の名スラップ・フレーズ!

1:18から始まる本編フレーズは、高速スラップを目指す人ならぜひトライしてみて欲しい名スラップフレーズ。イントロでのスラップ・ソロも圧巻のパフォーマンスです。

■ 「Tommy The Cat」 – レス・クレイプール(Primus)
THE変人ベーシスト!
超テクニックを持つ変人スラッパーの人気曲

見る人を「???」な気分にさせる、不思議ワールドを作り出すバンド「Primus」のベーシストが奏でるライブ定番のスラップ曲。和音のかき鳴らしとスラップ奏法を組み合わせた高テクニックのフレーズです。

■ 「Thunder」- ヴィクター・ウッテン(S.M.V.)
超絶テクニックかつ音楽性あふれる才能
スーパーベーシスト3人の豪華ユニットによる曲

超絶テクニックのベーシスト、ヴィクター・ウッテンだけでなく、マーカス・ミラー、スタンリー・クラークといった大御所の名スラップベーシストのユニットS.M.V.によるアルバムタイトル曲「Thunder」です。ウッテンだけでなく3人ともプレイの見所が満載です。

■ 「FIGHTMAN」 – 鳴瀬喜博(CASIOPEA)
〜ベテラン日本スラッパーが、フュージョン界の大御所バンドの曲をグルーヴさせるGoodスラップ・リフ

日本の大御所フュージョンバンドCASIOPEAの現ベーシスト鳴瀬喜博(通称ナルチョ)が、同バンドで奏でるスラップ・リフ。シンプルでもインパクトのあるフレーズです。
1:28からはギタリストの野呂一生さんがギターでスラップ・ソロしています。(笑)

■ Come Together – 日野”JINO”賢二
〜NY育ちのネイティブ・グルーヴ・ベーシストが、
Beatlesの名曲をベース&ボーカルでカバー

ニューヨークで育ちプロ活動で培った、ネイティヴなグルーヴ感。
ビートルズの名曲「Come Together」をスラップ奏法を駆使した渋い演奏でカバーしているフレーズです。

■ 「Git Funked」 – T.M.Stevens
ヘヴィメタル・ファンク!
ドレッド頭の陽気な大男ベーシスト、T.M.Stevensの繰り出す豪快スラップ

独特な「手グセ」(常套フレーズ)をふんだんに使ったフレーズで冒頭からフルスロットル。
サム・プルの速い回転とゴーストノートで、パーカッション的なノリを作り出すことができるフレーズです。

■ 「Got The Life」 – フィールディー(Korn)
超低音ベースから繰り出される独特のアタック音!
大御所ヘヴィロックバンドKORNのベーシスト・フィールディーのフレーズ

5弦ベースをさらにダウン・チューニングした超低音ベースによるスラップ。独特の「カチカチ」というアタック音の連打でグルーヴを作り出すフレーズです。

■ 「Cousin Randy」 – ロバート・トゥルージロ(Infectious Grooves)
長髪短パンの男気ワイルド・ベーシストが奏でるヘヴィ・スラップ・リフ

現メタリカのベーシストであるロバート・トゥルージロが在籍していたバンド「Infectious Grooves」でのスラップ・フレーズ。0:44から始まるスラップベースによる重厚なリフは、コピーして練習する価値ありです。

■ アクエリアスCM – KenKen(RIZE)
資生堂やアクエリアスのCMのバック音楽として刺激的なスラップ・ベースを響かせ一躍有名になった若き「低音のカリスマ」ベーシストのプレイ。

最年少でベース・マガジンの表紙を飾った若く力のあるスラップ・ベーシストKenKenが、2012年アクエリアスCMのバックで演奏したスラップ・フレーズです。資生堂「uno」CMでのバック演奏もYouTubeで多数カバー演奏動画が出回り、ムーブメントを起こしました。

 

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ベーシスト淳(スタジオ淳チャンネル)

ベーシスト淳(スタジオ淳チャンネル)

DVD教材「一番やさしいスラップ奏法」がAmazonでベストセラーを記録。 YouTubeの視聴者が1.7万人の動画スラップベース講師。 1986年生まれ、横浜出身。高校生時代からスラップ奏法にのめりこむ。 しかし、巷のベース教材やDVDを見てもイマイチ理解できず苦戦。数年かけてスラップ奏法を習得。 2011年9月、YouTubeチャンネル「淳ちゃんねる@ベース講座ドヤ顔ハッタリ技」を開設。 「スラップ奏法の習得に苦労した自分と同じような初心者の方にわかりやすく解説したい」という想いから、解説動画をアップし続ける。 2016年、YouTube登録者数が17,000人を突破。 対面レッスンも精力的に取り組み、東京・大阪でスラップ入門講座を開催するなど熱心に活動中。
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